トップインタビュー Vol.73
観世流太鼓方 観世元伯
能の囃子の中でも華やかさと強さが印象的な太鼓。その芸を現代に受け継ぎ、守り、伝えていく家に生まれた。稽古を始めたのは4歳の頃。能の世界が大好きで、高校時代は週に3日か4日は能楽堂に通った。きちっとした約束事の中で、いかに自由に表現するか。伝統と真っ正直に、まっすぐに向き合い、芸を極めている観世流太鼓方、観世元伯さんにお話をうかがった。
2014/01/20トップインタビュー Vol.72
東京都議会議長 吉野利明
2020年東京オリンピック・パラリンピック決定の瞬間はブエノスアイレスの国際オリンピック委員会総会の会場にいた。2016年五輪招致から活動に携わり、感動はひときわだった。大会組織委員会設立など、いよいよという矢先に発覚した猪瀬都知事の金銭問題。都政を停滞させないために、いかに議会を運営していくのか。2020年五輪開催までの道のり、都市外交のあり方などを都議会議長、吉野利明さんにうかがった。
2013/12/20トップインタビュー Vol.71
日本航空株式会社 アドバイザー 三菱航空機株式会社 アドバイザー コミー株式会社 アドバイザー 鶴田国昭さん
在米47年。YS-11機のSEとして派遣された米国暮らしが、人生を大きく変えることとなった。ピードモント航空で学んだ航空会社のノウハウを請われ、上席副社長として迎えられたコンチネンタル航空の再建に成功。一躍アメリカ中に知られる存在となった。そして今、JAL、三菱航空機、コミーのアドバイザーとして、熱い視線を注ぐ鶴田国昭さんにお話をうかがった。
2013/11/20トップインタビュー Vol.70
首都高速道路株式会社 代表取締役社長 菅原秀夫さん
都庁では主に主税畑を歩いてきた。巧妙な脱税を暴く税務調査官、通称マルサの仕事にも携わり、局長時代には過去最高の税徴収率を記録。どんな仕事でも与えられたことに生き甲斐を感じ、難題があるとかえって燃えるタイプと自己分析する。石原前知事からは“都庁のイチロー”と称されるとともに、その風貌から「侍」とも言われた、首都高速道路株式会社社長、菅原秀夫さんにお話をうかがった。
2013/10/20トップインタビュー Vol.69
バリトン歌手 上江隼
父親はバリトン歌手、母親はピアノ教師。物心ついた頃から歌っていたのはオペラのアリアというサラブレッドだったが、進んだのは音楽ではなく、剣の道。剣道を究めようとするも叶わず、高校3年の時に歌の世界へシフトチェンジした。弱冠32歳でヴェルディ「ナブッコ」の大役を射止め、二期会オペラ・デビュー。パルマでも評判の若手ホープだ。ミラノを拠点に活躍しているバリトン歌手、上江隼人さんにお話をうかがった。
2013/09/20トップインタビュー Vol.68
写真家 内堀タケシ
夢はプロスキーヤーになることだった。高校1年で関東大会に出場するも、雪国生まれ雪国育ちにはかなうはずもなく、5年間通った高校も卒業はならず。家業の飲食店を手伝ったがあまりに忙しく、1年半で店をたたみ、友人の誘いで南太平洋に。水中写真を撮りながら南米に渡り、リオデジャネイロで最初の奥さんと出会った。駆け落ち同然で、ヒッチハイクでニューヨークへ。子供ができたと分かって日本に戻り、カメラマンのアシスタントからスタートしたが、ブラジルの義父の具合が悪くなり……。写真家、内堀タケシさんの波瀾万丈の人生は、アフガニスタンへと続く。
2013/08/20トップインタビュー Vol.67
豊島区長 高野之夫
破綻寸前だった豊島区の財政を一から見直し、職員や区民の理解を得ながらさまざまな施策を断行した。まずは人件費の削減、そして文化によるまちづくりや、ワンルームマンション税などユニークな取り組みで、財政赤字を解消してきた。区有資産の活用と民間の創意工夫や活力を活かすことで、税などの財源を使うことなく、新たな借金をすることもなく、新庁舎の建設に挑む。お金がないから知恵を出すしかないと笑い飛ばす高野之夫豊島区長にお話をうかがった。
2013/07/20トップインタビュー Vol.66
囲碁棋士 吉原由香里
6歳の時父親と一緒に囲碁を始めた。努力は嫌いと言いながらも、生来の負けず嫌いのおかげでめきめきと腕を上げた。中学2年の時に加藤正夫九段に入門、日本棋院の院生となるも、プロへの道のりは厳しかった。当時の棋士には珍しく大学へ進学。広い世界を見たことが、改めて囲碁と向き合うきっかけになった。大学4年でプロになると同時に、その美貌で人気爆発。漫画「ヒカルの碁」を監修するなど囲碁の普及に努めてきた。今は一児の母としても頑張っている囲碁棋士の吉原由香里さんにお話をうかがった。
2013/06/20トップインタビュー Vol.65
東京都議会オリンピック・パラリンピック招致議員連盟会長 川井しげおさん
東京2020オリンピック・パラリンピック招致活動も、残すは7月、スイスのローザンヌ・9月7日、アルゼンチンのブエノスアイレスで行われるプレゼンテーションです。東京に、日本に、なぜオリンピックは必要なのか。オリンピックによって日本は何を世界に発信するのか。東京都議会オリンピック・パラリンピック招致議員連盟会長、川井しげおさんにうかがった。
2013/05/20トップインタビュー Vol.65
造園家・ランドスケープ・アーキテクト 涌井史郎さん
幸せの尺度が見直されている。ファストライフからスローライフへ?。有限な地球で人間が暮らしていくためには、自然と上手に調和している状態が必定。環境に即したライフスタイルを遡及する、そんな動きが起きている。名付けて環境革命。人間と自然とのあるべき姿を、造園家、ランドスケープ・アーキテクトの涌井史郎さんにうかがった。
2013/04/20トップインタビュー Vol.63
NPO法人放課後NPOアフタースクール代表理事 平岩国泰さん
長女の誕生を機に、子供を取り巻く環境に敏感になった。事件に巻き込まれる子供たち、ニート・引きこもりに象徴される“内面的ドロップアウト”……。そんな問題を解決するには、かつての日本がそうだったように「地域を巻き込んで子育てをする」こと。突破口は放課後にあった。“市民先生”によるアフタースクールで、親を支え、子供を元気にしているのが放課後NPOアフタースクールだ。注目の活動を代表理事の平岩国泰さんにうかがった。
2013/03/20トップインタビュー Vol.62
藤田観光株式会社 取締役会長 森本昌憲さん
教員と公務員に囲まれた環境に育った。違う世界に行きたいと、縁あって観光業界へと進んだ。スタートはベルボーイ。何度となくやめようと思ったが、客のリアクションがストーレートに返ってくる仕事に喜びを感じるようになった。結果的には相性が良かったのだろう。日本のフラッグシップホテルが期待されるホテル椿山荘東京を擁する藤田観光のトップに上り詰めた。日本の観光業のあり方について同社取締役会長の森本昌憲さんにうかがった。
2013/02/20トップインタビュー Vol.61
観世流小鼓方 観世新九郎さん
日本の伝統芸能である能を受け継ぎ、演じ、守る家に生まれた。子どもの頃はいやでいやでたまらなかった能の世界だが、今ではその奥深さに魅せられ、次代を担う若手能楽師5人で結成した「神遊」では、能の普及活動に尽力している。日本人が共有する伝統文化である能を継承する者としての覚悟と気概を、観世流小鼓方、観世新九郎さんにうかがった。
2013/01/20トップインタビュー Vol.60
公益財団法人 日本オリンピック委員会 副会長 水野正人さん
東京大学大学院時代に、日本政治史の研究のために留学していたイラン出身の女性と出会い結婚。イランに渡ったのが東芝との縁の始まりだった。東芝ヨーロッパ社上級副社長、東芝アメリカ情報システム社社長、そして東芝社長と、グローバル企業のトップとして、大胆な戦略の選択と驚くべき集中力でイノベーションを推進してきた株式会社東芝会長の西田 厚聰さん。グローバル化の流れの中で、日本の企業が生き残り、さらに発展していくための秘策をうかがった。
2012/12/20トップインタビュー Vol.59
株式会社東芝 取締役会長 西田厚聰さん
東京大学大学院時代に、日本政治史の研究のために留学していたイラン出身の女性と出会い結婚。イランに渡ったのが東芝との縁の始まりだった。東芝ヨーロッパ社上級副社長、東芝アメリカ情報システム社社長、そして東芝社長と、グローバル企業のトップとして、大胆な戦略の選択と驚くべき集中力でイノベーションを推進してきた株式会社東芝会長の西田 厚聰さん。グローバル化の流れの中で、日本の企業が生き残り、さらに発展していくための秘策をうかがった。
2012/11/20トップインタビュー Vol.58
八王子市長 石森孝志さん
今年1月の市長選に都議会議員を辞職して出馬した際、都議会からは強い慰留もあったという。それを振り切って出馬した背景には、並々ならぬ故郷への「郷土愛」があったからだ。多摩地域の「顔」として昔から栄えてきた八王子を今後、どのように発展させていくのか、お話をうかがった。
2012/10/20トップインタビュー Vol.57
ダクタリ動物病院代表 加藤 元さん
軍国主義全盛の昭和16年、小学4年9歳の時『愛馬読本』という本に出会い、“動物のお医者さん”になろうと決意。やがて、欧米先進国と肩を並べるような獣医師を目指すようになり、世界でもっとも進歩している米国の臨床医学とその教育を紹介。日本の動物病院のレベルの向上をはかるとともに、ヒューマン・アニマル・ネイチャー・ボンド人と動物と自然とを科学的に大切にする)活動の推進に当たってきた。ダクタリ動物病院代表であり、一般財団法人J?HANBS代表理事の加藤元さんに、人と動物との関わり方、人と自然との関わりのあり方についてうかがった。
2012/09/20トップインタビュー Vol.56
アーティスト画家・デザイナー ヨウコ・グランサーニュさん
フランスとモナコに生活の拠点をもち、日本の伝統芸術である琳派を現代にモダンに蘇らせる芸\r\n術活動「RIMPA ART」を展開。東洋と西洋が見事に融合したその作品は、ヨーロッパの人びとを\r\n惹きつけてやまない。自らの創作はもとより、琳派を代表する尾形光琳没後300年を記念する\r\n「GOLD RIMPA展」をヨーロッパで開催するべく精力的に活動しているヨウコ・グランサーニュ\r\nさんにお話をうかがった。
2012/08/20トップインタビュー Vol.55
FC東京 代表取締役社長 阿久根謙司さん
2010年、J2に降格したFC東京。11年は「TOKYO SPIRIT?すべては勝つために?」をスローガンに掲げてシーズンに臨み、J2優勝とJ1復帰を飾った。勢いもそのままに天皇杯では初めて元日決勝に進出。クラブ初となる天皇杯優勝を果たすとともに、12シーズンのAFCチャンピオンズリーグの出場権も獲得した。「自立」をコンセプトに組織を率いる阿久根謙司社長に、今こそ求められる人材育成についてお話をうかがった。
2012/07/20トップインタビュー Vol.54
株式会社平成プロジェクト代表取締役 益田祐美子さん
娘との約束を果たすために、ある日突然映画のプロデューサーに! 1億5000万円集めた\r\n主婦は、実は大学の卒業論文が商品研究大賞を受賞、新婚旅行費用のために応募した通産省エネ\r\nルギー大賞でも優秀賞を受賞というスーパーウーマンだった。どんなパワフルな方かと思いきや、\r\n目の前に現れたのは実にかわいらしい女性。“夢は大きく、志は高く、仕事は楽しく”がモットー\r\nの平成プロジェクト代表取締役、益田祐美子さんにお話をうかがった。
2012/06/20