トップインタビュー Vol.93

海の写真家 吉野雄輔さん

大学時代にダイビングに出会った。卒業後は海に潜りながら、世界中を放浪。水中写真家として活動を始めても、被写体を決めて効率的に撮ることはせず、偶然の出会いや発見を大事にしてきた。その感動が写真にも表れるのだろう。シャープでアーティスティックな写真は多くのファンをもつ。海と海の生物すべてを愛する海の写真家、吉野雄輔さんに海の魅力を語っていただいた。

2015/09/20
トップインタビュー Vol.92

東京信用保証協会 理事長 村山寛司さん

1937年、当時の深刻な不況の中、中小企業の資金難を打開するため東京府と東京市により設立された『東京信用保証協会』。以来、信用保証事業を行う機関として、東京の中小企業者の資金調達を支えてきた。多様化するニーズに即して、信用保証制度は逐年、充実強化が図られている。中小企業を様々な側面から支え続けている東京信用保証協会理事長、村山寛司さんに、同協会の現在の取り組み、東京の中小企業の現状についてうかがった。

2015/08/20
トップインタビュー Vol.91

株式会社イーアンドエフ 代表取締役 谷本俊雄さん

人に誘われ、いやいや始めたゴルフだった。しかし、10年後、20年後の事業を考えた時に行き着いたのはゴルフ関係の仕事。軌道に乗っていた書籍販売の会社を売却し、月1ゴルファーから、クラブ開発者へと転身した。基礎研究から実に9年の歳月をかけて完成させた“飛ぶ”ドライバーは口コミで人気が広まり、今や「本当に飛んで曲がらない」と競技ゴルファーから一般アベレージゴルファーまで大人気。そのリョーマゴルフ開発者である株式会社イーアンドエフ代表取締役、谷本俊雄さんにお話をうかがった。

2015/07/20
トップインタビュー Vol.90

ピアニスト 室井摩耶子さん

6歳の6月6日にピアノをはじめた。自然の流れのままにピアニストへ。若くして才能を認められ、長らくドイツを拠点に演奏活動を重ねた。音楽の成長には人間の成長が大事だと思い知らされ帰国。“音楽は音で書いた詩であり戯曲。そこには音楽文法がある”と熱く語る94歳の現役ピアニスト、室井摩耶子さんにお話をうかがった。

2015/06/20
トップインタビュー Vol.89

八面六臂株式会社 代表取締役 松田雅也さん

京都大学法学部を卒業し、UFJ銀行現三菱東京UFJ銀行)に入行した。いわゆるエリートコースに乗ったわけだが、わずか1年半で退職。独立系ベンチャーキャピタルへの転職、起業と失敗を経て、総合物流ホールディングスのIT事業立ち上げに実務責任者として関わり、物流×ITプロジェクトを成功させた。このプロジェクトを水産業に応用したのが、ECサービス「八面六臂TM」。新たな起業から5年。飛躍的な伸びをみせている八面六臂株式会社代表取締役の松田雅也さんにお話を伺った。

2015/05/20
トップインタビュー Vol.88

有限会社リーファース 代表取締役 水野 葉子さん

大学卒業後、アメリカのミネソタ州立大学院に留学。日本語講師の傍ら通訳を引き受けたことで、様々な著名人と出会う。そんな出会いの一つがオーガニックの世界へとつながっていった。1995年、日本人として初めて米国のIOIA国際オーガニック検査員協会)のオーガニック検査員資格を取得。以来、オーガニックの普及に努める。生産者にとってはチアリーダーであり、消費者にとってはメッセンジャーでありたいという有限会社リーファース代表取締役 水野葉子さんにお話をうかがった。

2015/04/20
トップインタビュー Vol.87

公益財団法人日本障がい者スポーツ協会会長 日本パラリンピック委員会会長 鳥原光憲さん

古豪として知られる小石川高校への進学を機にサッカーに挑む。大学、そして東京ガスに入社した後も現役選手を続け、仕事と練習を掛け持ちする日々を送った。引退後は監督、そしてサッカー部長を務め、東京初のJリーグチーム、FC東京設立に奔走。本業のガス事業でもその行動力と求心力は遺憾なく発揮され、社長にまで上り詰めた。公益財団法人日本障がい者スポーツ協会会長、日本パラリンピック委員会会長の鳥原光憲さんにお話をうかがった。

2015/03/20
トップインタビュー Vol.86

東京トヨペット株式会社 代表取締役社長 古谷 俊男さん

自動車メーカーの役員から、ディーラーのトップに転身。5年後、10年後の環境変化を見据え体制と仕組みを再構築、「夢のある東京トヨペット」づくりに邁進する。その背景と狙いを、東京トヨペット株式会社代表取締役社長、古谷俊男さんにうかがった。

2015/02/20
トップインタビュー Vol.85

能楽師一噌流笛方 藤田 次郎さん

能楽笛方では初の人間国宝となる藤田大五郎の次男として生を受けるも、笛をはじめたのは高校卒業後。大学受験に失敗したことがきっかけだった。1年間の猛特訓の末、東京藝術大学に進学。父親のネームバリューもあり、多くの素晴らしい師より稽古を受ける。以来、笛一筋で能を支えてきた一噌流笛方藤田次郎さんにお話をうかがった。

2015/01/20
トップインタビュー Vol.84

写真家、エッセイスト 小谷 明さん

高校時代に山登りに興味を持ち、当然のこととしてスキーを始めた。山岳写真家はいてもスキーの写真家は珍しく、大学山岳部時代に撮った写真が雑誌に掲載、成り行きで写真家の道へ?。1970年には、エベレストを滑降する三浦雄一郎氏を撮影、世界に衝撃を与えた。「自然と人間の関わり合い」をテーマに写真を撮り、エッセイを書き、そして絵を描き続ける小谷明さんにお話をうかがった。

2014/12/20
トップインタビュー Vol.83

公益社団法人東京都医師会 会長 尾﨑 治夫さん

通年議会の必要性、地方法人課税の暫定措置の撤廃、そして何より東京2020年オリンピック・パラリンピックなど、様々な課題を抱える東京都議会にあって、前議長の突然の辞任により今年10月、議長に就任した?島直樹さん。どのように議会を運営していくのかうかがった。

2014/11/20
トップインタビュー Vol.82

杉山スキー&スノースポーツスクール 代表 杉山 進さん

長野県野沢温泉村に生れ、物心がつく頃よりスキーに親しみ、アルペンスキー選手として1956年、猪谷千春氏とともに第7回冬季オリンピックイタリアのコルチナ・ダンペッツオ)に出場。選手生活引退後は、オーストリアに留学。日本人として初めてオーストリア国家検定スキー教師の資格を取得し、スキーは“自然との対話”であるとのポリシーを持って、多様なスノースポーツの指導と発展に情熱を注ぐ。今年50周年を迎えた杉山スキー&スノースポーツスクール代表、杉山 進さんにお話をうかがった。

2014/10/20
トップインタビュー Vol.81

公益財団法人JAA人間力育成協会 会長/学校法人日本航空学園 理事長 梅沢重雄

就職率100%。毎年、卒業生の数を上回る求人がある学校がある。それだけ社会で評価される人材を育てているのは、働くことの意味、責任感、表現力?つまり、人間力を向上させる教育。40年以上教育に携わり、NGOのボランティア活動や会社経営など、様々な経験を経て心の器が大きくなったと話す学校法人日本航空学園理事長、梅沢重雄さんにお話をうかがった。

2014/09/19
トップインタビュー Vol.80

書家 中嶋宏行

子どもの習い事として書道を始めた。字を書くことが好きだった。大学院を修了後、専攻した都市計画の仕事に就いた。ある時、趣味の延長で個展を開催。形になるまでに何年、何十年とかかる上に、多くの人の合意が求められる世界とは真逆の、自分だけでつくったものが評価される喜びを知った。イタリア・ローマでの展覧会を機に、書家としての活動を開始。書の新しい世界を求めて日々もがき続けている。奥深い書の世界を書家の中嶋宏行さんにうかがった。

2014/08/20
トップインタビュー Vol.79

公益社団法人東京都医師会 会長 野中博

父親の病院を継ぐために、大学病院を辞めて浅草に戻った。求められるままに往診を行い、地域医療のあり方に疑問をもつ。その言葉もない頃から在宅医療に携わり、地域で患者さんをケアすることの大切さを訴え続けてきた。2025年に向けて地域包括ケアシステムの構築が叫ばれる今、改めて地域での医療や介護を見つめ直している東京都医師会会長、野中博さんにお話をうかがった。

2014/07/18
トップインタビュー Vol.78

新宿区長 中山弘子

2002年、人生は急転、東京都庁を退職。新宿区長選に出馬することになった。都庁入庁以来、“女性初”は付いて回ったが、はたして女性初の区長となった。区長に就任してからは、「歌舞伎町ルネッサンス」を推進し、歌舞伎町のイメージをプラスに変えた。そして今、強くアピールしているのが「夏目漱石の記念施設」の整備。その土地の遺伝子を活かしたまちづくりが大切と話す新宿区長、中山弘子さんにお話をうかがった。

2014/06/20
トップインタビュー Vol.77

伝統工芸士 朝香元晴

色気づく前の16歳、高校を2年で中退し、京都に木版画の修業に行こうと決めた。初めは創作版画を目指すも、歌麿に出合い、日本一の彫り師になろうと決意。シャープな線、きれいな線を忠実に再現するその卓越した技術は、後進の技術者にも多大な影響を与えている。自らを「職人です」ときっぱり言い切る伝統工芸士、朝香元晴さんに浮世絵の話をうかがった。

2014/05/20
トップインタビュー Vol.76

コドモエナジー株式会社 代表取締役社長 岩本泰典

「人にやさしいものづくりをしたい」と誘われ、それまで縁のなかったものづくりの会社を一緒に設立した。ところが草創期にパートナーが急逝。捲土重来を期していた時に出合ったのが、自然発光する有田焼。後に「ものづくり日本大賞」に輝くことになる蓄光建材「ルナウェア」だ。今年5月、災害時に人の命を救う製品の量産拠点となる工場を、福島原発20?圏内の福島県川内村で稼働させるコドモエナジー代表取締役社長、岩本泰典さんにお話をうかがった。

2014/04/20
トップインタビュー Vol.75

公益財団法人 東京都保健医療公社 理事長 白石弥生子

東京都庁入庁後初めて配属されたのが、現在の都立駒込病院の開設準備室。ゼネラリストとしてのキャリアを積む一方で、都職員として約半分は医療・福祉・保健畑を歩んできた。障害者福祉や児童福祉、介護保険導入の時期には福祉局計画調整課長のポストにあった。それらの経験を活かし、公益財団法人 東京都保健医療公社理事長として活躍している白石弥生子さんにお話をうかがった。

2014/03/20
トップインタビュー Vol.74

公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会JFMA) 会長 坂本春生

東京大学経済学部を首席で卒業。「女性初」のキャリアとして通産省に入り、女性官僚の草分けとしてその道を切り開いてきた。退官後は西友や西武百貨店の副社長、「2005年愛知万博」事務総長などを歴任。現在はそれらの経験を活かし、公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会JFMA)会長の任に就く。ようやく日本にも根づいてきたファシリティマネジメントという概念を広く知らしめるべく日々奮闘している坂本春生さんにお話をうかがった。

2014/02/20