トップインタビュー Vol.153

株式会社ハチオウ 代表取締役社長 森 雅裕さん

 化学物質の恩恵により、人々の生活は便利になったが、その研究開発の工程や製造の現場ではさまざまな廃棄物が発生する。それら化学系廃棄物の処理・回収を専門にするのが株式会社ハチオウ八櫻)だ。同社代表取締役社長、森雅裕さんは経営理念である「五訓」を備えた上で持てる技術を活かし、社会に貢献したいと熱く語った。

2020/09/20
トップインタビュー Vol.152

プレアビヒア日本協会 理事長 森田徳忠さん

 第二次世界大戦後のアジア・太平洋地域における経済開発支援を目的に設立されたアジア開発銀行に23年間勤務。主にインドアジア大陸、メコン地域を舞台にプロジェクトの立案と貸出業務に従事。その一つ、「大メコン圏GMS)開発プログラム」はインドシナ戦争で生じた地域内での抗争を忘れて、地域全体の開発を進めていこうというもので、最も成功したプログラムと評価されている。GMSを構想し、成功に導いたキーマン、プレアビヒア日本協会理事長の森田徳忠さんにお話をうかがった。

2020/08/20
トップインタビュー Vol.150

株式会社 荒井商店 創業者・相談役/一般財団法人 荒井財団 理事長 荒井喜八郎さん

固定資産税が払えず、止むなく始めた不動産業。自分で選んだ商売をしたいと、始めたのが病院経営。2つの事業のノウハウと経験を生かし、高齢者向けの施設の運営に進出し、いずれも成功を収める。現在は財団を設立し、若手起業家を支援するプロジェクトに邁進している。株式会社荒井商店創業者・相談役、一般財団法人荒井財団理事長の荒井喜八郎さんにお話をうかがった。

2020/06/20
トップインタビュー Vol.151

世田谷目黒農業協同組合JA世田谷目黒) 経営管理委員会 会長 飯田勝弘さん

 世田谷区の住宅地に4500坪の畑を持つ農家に生まれる。大学卒業と同時に就農。野菜作りの名人と言われる父親は超えられないと、世田谷では難しいと言われたブドウ栽培に挑戦。今ではブドウ狩りは世田谷区定番のイベントになっている。世田谷目黒農業協同組合経営管理委員会会長、飯田勝弘さんに都市農業のあり方についてうかがった。

2020/06/20
トップインタビュー Vol.149

株式会社若松 代表取締役/東京港醸造株式会社 取締役会長 齊藤俊一さん

 幕末、江戸薩摩藩の御用商人として名を馳せ、西郷隆盛や勝海舟らが江戸無血開城の密談を交わしたとも言われる「若松屋」。酒税法などの改正で1911年にその幕を閉じるも、雑貨業を営む7代目が、地域の活性化のために一念発起、約100年ぶりに酒蔵を復活させた。株式会社若松代表取締役であり、東京港醸造株式会社取締役会長の齊藤俊一さんにお話をうかがった

2020/05/20
トップインタビュー Vol.148

ピアニスト 西川 悟平さん

1989年、15歳でピアノを始める。1999年、単独でニューヨークへ。同年、音楽会の殿堂リンカーンセンターでデビューを果たすも、神経系運動障害であるジストニアを両手に発症し、一時演奏機能を完全に失う。10年以上にわたる懸命なリハビリを経て、現在左手2本、右手5本、計7本指で独自の奏法を編み出し、世界中でコンサート活動を行っている。一音一音に込められた深い音色で、世界中の聴衆を魅了しているピアニスト、西川悟平さんにお話をうかがった。

2020/04/20
トップインタビュー Vol.147

国立大学法人 総合研究大学院大学 学長 長谷川 眞理子さん

生まれは東京だが、母が結核で入院したため、和歌山県紀伊田辺市の祖父母のもとで幼い時を過ごした。そこで出会った美しい海と川と山、そして生き物たちが“リケジョ”の道へと誘った。タンザニアで野生のチンパンジーの行動と生態を研究したのを機に、興味は人間へ—。行動生態学、自然人類学が専門の総合研究大学院大学学長、長谷川 眞理子さんにお話をうかがった。

2020/03/20
トップインタビュー Vol.146

日本赤十字社 社長 大塚 義治さん

 栃木県の“かなりの山の中”で育った。中学3年の3学期、都立高校を受験するために上京。東京大学へ進学し、厚生省へ入省した。仕事をするなら弱い立場にある人、恵まれない立場にある人のために—。その想いは赤十字の精神に通じる。日本赤十字社社長、大塚義治さんにお話をうかがった。

2020/02/20
トップインタビュー Vol.145

能楽師 一噌流笛方(能楽一噌流十四世宗家) 一噌 庸二さん

初代中村七郎左衛門が一家を立てたのは戦国時代の永禄年間。2代目中村備中入道が笛の名手で、秀吉がその笛を聴いて一噌の名前をつけたという。吹き込み鋭く、荒削りで力強い表現が特徴の能楽師、一噌流笛方の一噌庸二さんにお話をうかがった。

2020/01/20
トップインタビュー Vol.144

株式会社ワールド航空サービス代表取締役会長 株式会社COCORO 代表取締役会長 菊間 潤吾さん

 ヨーロッパの田舎やアジアの奥地など、世界各地へのユニークな旅をプロデュースしてきた。その根底にあるのは、世界の文化や日本にまだ知られていない国を知ってほしい、好きになってほしいという思いだ。その思いは、日本についても同じ。2018年12月、神田明神に誕生した文化交流会館「EDOCCO」を舞台に、江戸・東京の文化を発信している。常に時代をリードする企画力と誠実な旅づくりで知られる株式会社ワールド航空サービス、日本の伝統文化を継承し創造する株式会社COCORO代表取締役会長、菊間潤吾さんにお話をうかがった。

2019/12/20
トップインタビュー Vol.143

株式会社NUMATA HARUO SHOTEN ぬま田海苔4代目当主 沼田 晶一朗さ

 17年間勤めたアパレルブランドを辞めて、実家の海苔屋を継いだのは2年前。全くの畑違いと思いきや、物を売るのは同じこと、商品の価値、つまりストーリーを伝えるためにどれだけ提案ができるかだときっぱり。“有明産の初摘み海苔”にこだわる株式会社NUMATA HARUO SHOTENぬま田海苔4代目当主、沼田晶一朗さんにお話をうかがった。

2019/11/20
トップインタビュー Vol.142

切子作家 小川 郁子さん

 新宿に生まれ、昔から江戸切子が盛んな江東区に育つ。美大を希望するも「美術では食っていけない」とのアドバイスに素直に従い、大学は文学部へ。入学と同時に区報で見つけた江戸切子の教室へ通ううちに、すっかり切子に魅せられた。その時の先生である江戸切子の第一人者に弟子入り。伝統を残しながらも、そこにとらわれることなく進化し続けている切子作家、小川郁子さんにお話をうかがった。

2019/10/20
トップインタビュー Vol.141

Princess Hiromiプリンセス・ヒロミ) デザイナー 島津 洋美さん

 子供の頃から服が好きだった。ニューヨークの弁護士時代には、自らスタイリストをつけてTPOの着こなしを研究するほど。大手アパレルメーカーに職を転じ、海外ブランド戦略を手がけた後、自らブランドを立ち上げた。フェミニンでいて凛とした服が、多くのキャリアウーマンに支持されているPrincess Hiromiデザイナー、島津洋美さんにお話をうかがった。

2019/09/20
トップインタビュー Vol.140

作家、ジャーナリスト 芦原 伸さん

学園紛争のさなかに北海道大学文学部ロシア文学科を卒業し、上京して2年間肉体労働に就く。週刊誌記者を経て、鉄道ジャーナル社に入社し、「旅と鉄道」創刊期のデスクを勤める。その後、作家を目指しフリーランスに。「旅」と「鉄道」をテーマに日本各地をはじめ、海外65ヵ国以上を取材してきた。現在は“歩く評伝作家”として、旅をしながら人物伝を書いている作家の芦原伸さんにお話をうかがった。

2019/08/20
トップインタビュー Vol.139

日本赤十字社医療センター 看護部 看護師 山本 美紗さん

 日本赤十字社は2017年9月から、ミャンマーの暴力行為から隣国バングラデシュへ逃れてきた避難民を支援するため、バングラデシュの避難民キャンプでクリニック運営など保健医療支援を行なっている。今年4月から現地へ派遣されている看護師、山本美紗さんに、現地の様子やこれからの目標をうかがった。

2019/07/20
トップインタビュー Vol.138

株式会社寺岡精工 代表取締役会長兼チーフ・テクノロジー・アーキテクト 寺岡 和治さん

 4年前に社長を退任し、会長になった。創業時から受け継がれるパイオニアスピリットを伝えたいと、チーフ・テクノロジー・アーキテクトの肩書きを持って現場に復帰した。「新しい常識を創造」するには観察が大事と話す株式会社寺岡精工代表取締役会長、寺岡和治さんにお話をうかがった。

2019/06/20
トップインタビュー Vol.137

株式会社オープンドア 代表取締役社長 関根 大介さん

 スマートフォンやタブレットの普及に伴い、インターネットでホテルや飛行機、ツアーなどを予約するのは当たり前になっている。そこで注目されているのが、多くの商品を比較し、最安値を検索できる旅行比較サイトだ。いち早くそこに着目し、サービスを開始。世界で唯一のサービスで他の追随許さない株式会社オープンドア代表取締役社長、関根大介さんにお話をうかがった。

2019/05/20
トップインタビュー Vol.136

公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会 事務総長 嶋津 昭さん

 9月20日、ラグビーワールドカップ2019日本大会がいよいよ開幕する。アジアで初めて開催される大会ということもあり、世界の関心は高い。2015年大会で強豪・南アフリカ代表を破った日本チームへの期待や、大会レガシーなどについて、ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長、嶋津昭さんにお話をうかがった。

2019/04/20
トップインタビュー Vol.135

駐日トルコ共和国特命全権大使 ハサン・ムラット・メルジャンさん

産業工学の大学教師から政治家に転身。トルコ政府与党・公正発展党(AKP)の創設メンバーの一人で、同党のメディア担当を務めた。外交官としてのスタートは、2017年に就任した駐日本大使。「メディアとの良好な関係」を重視するトルコ共和国特命全権大使ハサン・ムラット・メルジャンさんにお話をうかがった。

2019/03/20
トップインタビュー Vol.134

東京メトロポリタンテレビジョン 代表取締役会長 後藤 亘さん

 1980年代後半、後発のFM局が台頭、苦戦が強いられていたTOKYO FMの社長に就任。あっという間にFM局No.1の座を獲得した。その手腕を買われ、経営が行き詰まっていた東京メトロポリタンテレビジョンの経営を託された。『5時に夢中!』など攻めの番組で存在感を放っている通称TOKYO MX代表取締役会長、後藤亘さんにお話をうかがった。

2019/02/20