トップインタビュー Vol.33
独立行政法人日本芸術文化振興会 理事長 茂木 賢三郎さん
日本が誇る古典芸能を保存し、次の世代へ継承するとともに、現代舞台芸術の振興も担う日本芸術文化振興会。国立劇場、国立演芸場、国立能楽堂、国立文楽劇場、新国立劇場、国立劇場おきなわを統括する一方で、演技者や演奏者、観客の育成にも尽力している。昨年7月、同振興会理事長に就任した茂木賢三郎さんに、舞台芸術のことだけでなく、少子化や教育の問題についてもうかがった。
2010/09/20トップインタビュー Vol.32
東京フィルハーモニー交響楽団 常任指揮者 ダン・エッティンガーさん
1911年、名古屋で創立した日本で最も古い伝統を誇るオーケストラ「東京フィルハーモニー交響楽団」。2010年4月、その第8代常任指揮者に就任したのが、ベルリン国立歌劇場やメトロポリタン歌劇場をはじめとする世界の楽壇で活躍するダン・エッティンガーさんである。髪型やファッションにも自立したスタイルを貫く、エッティンガーさんの東京フィル、そして音楽に対する想いをうかがった。
2010/08/20トップインタビュー Vol.31
西川産業株式会社 代表取締役会長 西川甚五郎さん
時は室町時代末の永禄9年(1566)。初代西川仁右衛門は近江国蒲生郡南津田村で商いを始めた。西川産業では、この年をもって創業としている。当時の商いの例にもれず、スタートは蚊帳をはじめとする生活用品を行商。先見性と創意工夫の精神でヒット商品を生み、卓越した経営センスで時代の荒波を潜り抜けてきた。創業444年を迎えた西川産業株式会社代表取締役会長の14代西川甚五郎さんに商いの極意をうかがった。
2010/07/20トップインタビュー Vol.30
東京商工会議所副会頭 井上裕之さん
未曾有の経済危機は一部に改善の兆しを見せつつあるものの、中小企業や地域経済は依然として厳しい状況にある。今後、日本が力強い経済成長を実現していくためには、明確な成長戦略の実現に向けて企業と地域のイノベーション(自己革新)が不可欠だ。中小企業経営者として初めて副会頭に就いた井上裕之さんに東京商工会議所が果たすべき役割をうかがった。
2010/06/20トップインタビュー Vol.29
足立区長 近藤やよいさん
今、足立区は大きく変わりつつある。近藤やよい区長は平成19年の区長就任以来、これまでの足立区のイメージを払拭すべく奮闘中だ。都市基盤整備がひと区切りついた今、区民満足度をあげるためにソフト面の施策にも意欲を見せている。特に教育と治安の課題解決に向けた決意は強い。次のステップを視野にする近藤区長に区政に対する思いを伺った。
2010/05/20トップインタビュー Vol.28
日本赤十字社社長 国際赤十字・赤新月社連盟会長 近衞忠煇さん
人道、公平、中立、独立、奉仕、単一、世界性という7つの基本原則に則って行動する赤十字。その活動は、自ら戦争負傷兵の救護を体験したアンリー・デュナンの「傷つき苦しんでいる人を救いたい」という思いから始まった。誰もが知っているその活動に半世紀近く従事し、昨年、アジア地域から初めて国際赤十字・赤新月社連盟の会長に選出された日本赤十字社社長、近衞忠?さんに、赤十字との出合いから今後の役割までをうかがった。
2010/04/20トップインタビュー Vol.27
スエヒロ商事株式会社 代表取締役社長 上嶋棟一郎さん
明治43年3月10日、大阪北新地で創業し、今年100年を迎えたスエヒロ。「ビフテキ」や「しゃぶしゃぶ」を世に出し、牛肉を中心に常に日本の食文化をリードしてきた裏には、食材に対するこだわり、高い技術、そしてスタッフ一人ひとりのプロとしての矜持があったからに違いない。スエヒロ商事株式会社 代表取締役社長の上嶋棟一郎さんに外食産業のあり方についてうかがった。
2010/03/20トップインタビュー Vol.26
株式会社グッドバンカー代表取締役社長 筑紫みずえさん
SRI(社会的責任投資)という言葉が、一般的でなかった20世紀の終わり、日本初のSRI型金融商品「日興エコファンド」を企画・発売。これまで投資に関心のなかった人たちを惹きつけた。21世紀は、投資したお金がどう使われるかが問われる時代。最終的にめざすのは、世界の平和につながる「教育・文化・芸術ファンド」と言う株式会社グッドバンカー代表取締役社長の筑紫みずえさんにお話をうかがった。
2010/02/20トップインタビュー Vol.25
狂言師 山本東次郎さん
厳粛な能に対して、狂言は滑稽な対話劇?「笑いの芸能」とみなされることがある。しかし、単なる「お笑い」であれば、600年もの時を経て、古典となることはないはずだ。狂言は、人間が持っている愚かさや弱さを厳しく見つめつつも、それらを糾弾したり、暴露したり、追求したりしない。そして、あえてドラマティックにしないところに狂言の狂言たるゆえんがある。狂言方大蔵流・山本東次郎家当主として、山本家の芸を受け継ぐ山本東次郎さんに狂言のあるべき姿をうかがった。
2010/01/20トップインタビュー Vol.24
東京都桧原村長 坂本義次さん
墨田区は北十間川のほとりに、徐々にその姿を現しつつある「東京スカイツリー」。自立式電波塔として世界一の高さ634mを目指し、着々と工事が進んでいる。日本の伝統的な技と美意識を受け継いだ意匠のタワーは、21世紀の最新技術を駆使し、2011年12月に完成。翌春には、人に、そして環境にやさしいコミュニティとともに誕生する予定だ。事業主体である東武タワースカイツリー株式会社取締役社長・宮杉欣也さんにタワーにかける想いをうかがった。
2009/12/20トップインタビュー Vol.23
東武タワースカイツリー株式会社取締役社長 宮杉欣也さん
墨田区は北十間川のほとりに、徐々にその姿を現しつつある「東京スカイツリー」。自立式電波塔として世界一の高さ634mを目指し、着々と工事が進んでいる。日本の伝統的な技と美意識を受け継いだ意匠のタワーは、21世紀の最新技術を駆使し、2011年12月に完成。翌春には、人に、そして環境にやさしいコミュニティとともに誕生する予定だ。事業主体である東武タワースカイツリー株式会社取締役社長・宮杉欣也さんにタワーにかける想いをうかがった。
2009/11/20トップインタビュー Vol.22
東京都議会議長 田中良氏
都議会民主党の顔として、毅然とした態度で石原都政に臨んできた田中良氏。今年7月12日に投開票が行われた議会選挙で民主党が圧勝。自民党以外の党からは44年ぶり、史上最年少で、東京都議会議長に就任した。治安や防災、福祉、雇用、環境問題などの重要課題が山積している東京。これらの課題の解決に向け、どう取り組んでいくのか—。議長としての決意をうかがった。
2009/11/11トップインタビュー Vol.21
食生活ジャーナリスト 岸朝子さん
「食」に関する職業をと、32歳のとき主婦の友社に入社。失業した夫の代わりに家計を助けるためだった。その後、移った女子栄養大学出版部の『栄養と料理』編集長時代には、食べ歩き、器の楽しみなど新しい企画で販売部数を2倍に。70歳のとき“古希の記念”にと出演したフジTV系「料理の鉄人」で、審査員としての的確な批評と「おいしゅうございます」のことばで一躍脚光を浴びた。今も現役で料理記者を続ける岸朝子さんにお話をうかがった。
2009/11/11トップインタビュー Vol.20
柔道女子78kg超級選手 塚田真希さん
アテネオリンピックで金メダルを獲った時、アナウンサーの「おめでとうございます」という言葉に「すみません」と応えた、その謙虚な人柄にファンになった人も多いだろう。北京オリンピックでは、残り8秒で中国のトウ・ブン選手の背負い投げに体が浮き、逆転負け。試合後は、「全力を出し切った結果」と、敗北を毅然と受け止め、表彰台ではすがすがしい笑顔を見せた。「体はボロボロ」と言いながらも、最年長で現役を続ける塚田真希さんにお話をうかがった。
2009/11/11トップインタビュー Vol.19
棋士 二十四世本因坊 石田秀芳さん
8歳でその才能を見出され、9歳で木谷實九段に入門。22歳のとき史上最年少で本因坊となり、以後5連覇を果たす。棋聖、名人、本因坊の三大タイトル獲得の最年少記録は未だ破られていない。正確な計算と形勢判断により“コンピュータ”の異名を取る二十四世本因坊石田秀芳さんに、碁の魅力をうかがった。
2009/11/11トップインタビュー Vol.18
財団法人日本オリンピック委員会会長 竹田恆和さん
1964年、東京で開催された人類最大のスポーツイベントであるオリンピック競技大会は、日本人に夢と希望と感動を与えた。将来を担う子どもたちにも同じ経験をさせたいと、日本は2016年オリンピック・パラリンピック大会招致に立ち上がった。昨年6月、アテネで開催された国際オリンピック委員会の第一次予選で、東京が1位で立候補都市に選ばれたことにより、日本でのオリンピック実現の期待が高まっている。財団法人日本オリンピック委員会会長の竹田恆和さんに、東京でオリンピックを開催する意義をうかがった。
2009/11/11トップインタビュー Vol.17
オイスカ・インターナショナル総裁 中野良子さん
今でこそ地球環境対策は、人類にとって最も重要な緊急課題として論じられるようになっているが、「オイスカ(OISCA)」は半世紀も前から、「自然と調和して生きる世界」の実現に向け、持続可能な農業開発や植林活動などに取り組んできた。その活動は93年に「国連地球サミット賞」を受賞するなど、国際的にも高く評価されている。国際NGOとしてその活動分野をますます広げるオイスカの理念と活動について、オイスカ・インターナショナル総裁で財団法人オイスカ会長の中野良子さんにうかがった。
2009/11/11トップインタビュー Vol.16
照明デザイナー石井幹子さん
都市照明からライトオブジェ、光のパフォーマンスまでと幅広い光の領域を開拓し、日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、中近東、東南アジアの各地で活躍する照明デザイナーの石井幹子さん。近年はオペラや野外能の照明にも取り組み、特に日本の光文化の継承と発展、海外への発信に力を注いでいる。そんな石井さんに、照明デザインの魅力や光の癒しの力などについてうかがった。
2009/11/11トップインタビュー Vol.15
日野自動車代表取締役社長白井氏
100年に一度と言われる世界的な不況の中で、日本の産業も厳しい状況におかれている。自動車産業も例外ではない。トンネルに入っている今こそ、すべきこと、できることとは?。2008年6月、社長に就任した白井芳夫さんに、日野自動車躍進の鍵となる4つの柱をうかがった。
2009/11/11トップインタビュー Vol.14
東芝社友 新型インフルエンザ対策協議会理事長 新田勇さん
警察庁に入庁し、刑事等として歴史に残る大事件にも当たった。一方で、駐アメリカ合衆国日本国大使館一等書記官、防衛庁長官官房審議官、特命全権大使(スリ・ランカ国駐在)等を歴任。今でも東芝社友として、日本と海外との橋渡しにも関与している。今般、新型インフルエンザ対策協議会の理事長に就任した新田勇さんにお話をうかがった。
2009/11/11